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ぐんまちゃん謝罪の理由は?投稿が「参政党支持」に見えたのは本当?

目次

ぐんまちゃん謝罪の理由は?投稿削除に至った経緯とは

今や全国的な人気を誇る群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」
そんな癒し系キャラのSNS投稿が、「まさかの謝罪騒動」にまで発展するとは、多くの人が予想していなかったはずです。

しかもその理由が「特定の政党を支持しているように見えるから」という驚きの内容。
この記事では、いったい何が起きたのか、どうしてここまで大事になったのかをわかりやすく解説していきます。

まずは問題の投稿内容をチェックしながら、騒動の火種になった「ある一文」に迫ってみましょう!


問題の投稿はどんな内容だった?

騒動の発端となったのは、2025年7月13日に投稿された、ぐんまちゃん公式X(旧Twitter)の1枚の画像と一言でした。

画像には、ぐんまちゃんの着ぐるみと、オレンジ色のジャケットを着た2人のスタッフが並び、後ろ姿で拳を突き上げる様子が写っていました。
そこに添えられたのが、「この県(くに)を愛して何が悪い!!」という力強い一文。

この「オレンジの服」と「強いメッセージ」が、なんと政党の参政党を連想させると話題に。
参政党のイメージカラーがオレンジであることや、「日本人ファースト」を掲げている点も重なり、ネット上で「これは政治的な意図があるのでは?」という声が一気に広がりました。

実はこの記事を読んでいる方の中にも、「あれ、ちょっとタイミング悪かったのでは?」と感じた方がいるかもしれません。
というのも、この投稿がアップされたのがまさに参議院選挙の選挙期間中だったんです。

かつて筆者はテレビの情報番組でSNS特集を担当していたことがあるのですが、行政や公的機関のアカウントに求められる「中立性」のプレッシャーって、正直すごいんです。
投稿ひとつでも、裏取りや複数の目を通してから公開されるのが基本。

だから今回のように「スタッフの後ろ姿をアップする」ことにゴーサインが出たこと自体、個人的にはちょっと不思議に感じましたね。
もしかすると、人気アニメのオマージュという意図が強すぎて、現場では「政治的に見えるかも」という視点がうっかり抜けていたのかもしれません。

批判が広がったのはなぜ?選挙期間中が影響?

一見すると「何が問題だったの?」と思う投稿内容ですが、批判が噴出した背景にはタイミングと“文脈”の重なりがありました。

まず大きかったのが、投稿された日が選挙期間の真っ只中だったという点です。
「政治的な意図は一切ありません」と県は後に説明しましたが、選挙が行われている時期に、まるで何かを“応援”するようなビジュアルとセリフが投稿されれば、受け取る側はどうしても敏感になります。

そして、参政党が掲げるキャッチコピー「日本人ファースト」と投稿の「この県(くに)を愛して何が悪い!!」が微妙にリンクしていたのも見逃せません。

SNS上では「偶然にしてはできすぎている」「いや、ただの演出でしょ?」と真っ二つに意見が分かれ、いわゆる“炎上状態”に突入しました。

ちなみに筆者が以前番組で取材したとある地方自治体の広報担当さんは、「選挙期間中の投稿には、句読点の付け方にまで気を遣う」と話していたほど。
ちょっとした一言や絵文字でも“政治色”と見なされるリスクがあるからです。

この「炎上リスク」への感度が、もしかすると群馬県側では一歩足りなかったのかもしれません。
ネットでは「公的アカウントとしての自覚が足りない」という厳しい声も多く見られました。

群馬県の公式謝罪文の内容をチェック

投稿が削除された翌日、2025年7月14日朝に「ぐんまちゃん公式情報」Xアカウントにて、県からの公式な謝罪文が掲載されました。

その内容は、きわめてシンプルかつストレート。
「選挙期間中であるにもかかわらず、一部の方に特定の政党を支持しているかのような誤解を招く表現となってしまいました。配慮が足りず、誠に申し訳ございません」と記されていました。

あわせて「政治的な意図を持って発信したものでは一切ございません」と明言。
さらに、投稿画像に登場したスタッフのオレンジ色パーカーについても「10年以上前からキャラバン隊の制服として使われており、今回の投稿のために用意したものではない」と説明しています。

この謝罪文、投稿に対する批判の大きさを受けて、県として早急に対応した形です。
誤解を招いた背景について、できるだけ丁寧に説明しようとした姿勢は伝わってきました。

でも、筆者としては「そもそも公開前に誰か気づかなかったのか?」という疑問がぬぐえません。
特にぐんまちゃんのような“看板キャラ”を使った広報は、見る人すべてがフラットに楽しめるものであってほしい。
その意味でも、今回の件は「公的キャラの発信のあり方」を考えさせる一件だったと思います。

ではいよいよ次のH2、「投稿が『参政党支持』に見えたのは本当?その理由を解説」へ進んでいきます!

投稿が「参政党支持」に見えたのは本当?その理由を解説

SNS上で「参政党を支持しているように見える」と話題になったこの投稿。
では実際に、どういった要素がそのような“誤解”を招いたのでしょうか?

ここでは、投稿の画像や文言、参政党との共通点などを一つずつ整理してみましょう。


参政党のイメージカラーと投稿画像の共通点

まず最も指摘が多かったのが、スタッフが着用していたオレンジ色のジャケット。

この色、実は参政党のイメージカラーと完全に一致しているんです。
さらに拳を突き上げるポーズが、あたかも「政治運動」的に見えるという声も多数。

もちろん群馬県側は、「このオレンジのジャケットは10年以上前から使用しているキャラバン隊の制服」と説明しています。
ただ、選挙期間中であること、参政党が今回の選挙に出馬していることを踏まえると、「偶然とは言えちょっと際どいよね」と思った人が少なくなかったのは事実です。

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